さかさまのパンジーがレリーフ装飾された、ヴィクトリア時代のドロップ型のピアスです。地金はシルバーに9金メッキです。
質量があるように見えますが、中が空洞なのでとっても軽く、付け心地は良いです。上部の小さな丸いパーツにも小さなパンジーのレリーフがあり、下部のドロップとは丸カンで繋がっているのでドロップのみが揺れるデザインになっています。
粒金がパンジーの真下に円弧に沿ってあしらわれていることがこのピアスに気品さをプラスしています。ちょっとの量ではあるけれど、それがあるのとないのとでこのピアスの見え方が変わるので、こういったさじ加減が上手な意匠のあるジュエリーに対して、デザイン性があると感じます。
アンティークジュエリーらしい雰囲気のあるゴールドピアスなので、あえてシンプルでミニマルなスタイリングで合わせると新古両極が良いバランスになり、互いの魅力が引き立ちます。モダンなアイテムの中にスパイスのように取り入れていただきたいピアスです。
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